日替わりパズルという楽しみ
— 毎日みんなで同じ問題を解く文化

WikiLinkGame のメインモードは「日替わり10問」です。日本時間の毎日0時に問題が切り替わり、その日はどのプレイヤーにも同じ10問が出題されます。この「1日1回・全員同じ問題」という形式は、近年のパズルゲームでひとつの文化になりました。今回は、この形式の何がそんなに楽しいのかを考えてみます。

新聞パズルからSNS時代へ

「毎日ひとつの問題をみんなで解く」こと自体は、実は新しい発明ではありません。新聞のクロスワードや詰将棋のコーナーは、何十年も前から「今日の一問」を読者に届けてきました。この形式を SNS 時代に蘇らせたのが、絵文字で結果を共有する英単語当てゲームのブームです。ネタバレなしに「今日はこんな戦いだった」だけを伝えられる絵文字のグリッドが発明されたことで、日替わりパズルは一気に「みんなの日課」になりました。WikiLinkGame の 🟩🟥 のシェア機能も、この様式に倣ったものです。

「同じ問題」だから盛り上がる

日替わり形式の面白さの核心は、比べられることにあります。ランダムに出題されるクイズで「8問正解した」と言われても、たまたま簡単なセットだったのかもしれません。でも全員が同じ10問なら、スコアの差は純粋に腕(と運)の差です。「今日の第3問、あれは無理でしょう」といった会話が成立するのも、同じ問題を解いたからこそ。WikiLinkGame でも、家族や友人と結果を見せ合うと、同じ問題で正反対の選択肢を選んでいたりして、その人の連想の癖が見えて面白いはずです。

「1日10問だけ」という節度

日替わり形式にはもうひとつ、隠れた美点があります。終わりがあることです。今日のぶんを解き終えたら、続きは明日の0時まで待つしかありません。いくらでも遊び続けられるゲームが多い中で、「今日はここまで」と区切ってくれる遊びは、かえって心地よいものです。通勤電車の中で、昼休みに、寝る前に。1日数分の日課として組み込めるサイズ感を大切にしています。もちろん、物足りない日のためにランダム10問モードも用意してあります。こちらは4万問以上からその都度出題されるので、遊びたいだけ遊べます。

時差なしの「全国一斉テスト」

WikiLinkGame の日替わり問題は、日本時間の0時に一斉に切り替わります。日本語版 Wikipedia を題材にした日本語のゲームなので、プレイヤーのほとんどが同じタイムゾーンで暮らしているはず。つまり毎日0時に、小さな「全国一斉テスト」が始まるようなものです。0時を回った直後に今日の問題へ挑む夜型の人も、朝のコーヒーと一緒に解く朝型の人も、解いているのは同じ10問。X で「WikiLinkGame」と検索すると、その日の問題に一喜一憂する誰かの結果が見つかるかもしれません。明日の0時、新しい10問でお会いしましょう。

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