Wikiレースとどう違う?
リンクで遊ぶいろいろ

Wikipedia のリンクを使った遊びには、いくつかの種類があります。WikiLinkGame がその中でどんな立ち位置なのかを整理してみます。

Wikiレース(ウィキ competition)

もっとも有名なのが、いわゆる「Wikiレース」です。スタートの記事とゴールの記事が決められ、本文のリンクだけをたどって、いかに少ないクリック数(または短い時間)でゴールへ到達できるかを競います。自由にリンクを選んでいく探索の面白さがあり、対戦にも向いています。一方で、地道にリンクをたどり続ける操作量が多く、腰を据えて遊ぶタイプの遊びです。

WikiLinkGame は「当てる」遊び

WikiLinkGame は、自分でリンクをたどっていくのではなく、「ちょうど2クリックで到達できる記事はどれか」を4択で当てるクイズです。自分でクリックを重ねる必要がないぶん、1問あたり数十秒でサクッと遊べます。通勤中やちょっとした空き時間に、日替わり10問だけ挑戦する、といった気軽さが特徴です。「探索する楽しさ」の Wikiレースに対して、こちらは「見抜く楽しさ」と言えるかもしれません。

共通するのは「意外なつながりの発見」

遊び方は違っても、根っこにある面白さは同じです。まったく無関係に見える2つの記事が、実はほんの数ステップでつながっている——その驚きこそが、Wikipedia のリンクで遊ぶことの醍醐味です。WikiLinkGame では、回答後に選択肢から Wikipedia の記事を開けるので、当てて終わりではなく、そこから知識の寄り道へ広げられます。

「哲学にたどり着く」という不思議な遊びも

リンクをたどる遊びとしては、英語圏で有名になった「Getting to Philosophy(哲学にたどり着く)」という観察もあります。記事本文の最初に出てくるリンクだけをたどり続けると、多くの記事で最終的に「哲学(Philosophy)」の記事に行き着く、というものです。多くの記事の書き出しが「AはBの一種である」のように、より抽象的な概念への説明から始まるため、リンクの連鎖が定義をさかのぼるように上位概念へ向かっていく——というのが、よく言われる説明です。日本語版でも似た挙動を試してみると、記事の書かれ方の癖が見えてきて面白いはずです。リンクのたどり方にルールをひとつ足すだけで、まったく別の遊びが生まれるという良い例だと思います。

ルールを縛ると、もっと面白い

Wikiレースにも、クリック数の少なさを競う型、到達までの時間を競う型のほかに、「国名の記事を経由してはいけない」「年号の記事は禁止」といった縛りルールを足す遊び方があります。国や年代のような巨大なハブ記事(多くの記事とつながる結節点)を封じられると、途端に道が険しくなり、記事どうしの「意味のつながり」を深く考えざるを得なくなるからです。ハブがいかに強力かは、封じられてみると初めて分かります。

実はこの感覚は、WikiLinkGame の上達にも直結します。お題から「どのハブを経由すれば選択肢に届くか」を想像する思考は、Wikiレースで最短経路を探す思考と同じものだからです。ハブ記事の考え方は攻略のコツのコラムで詳しく解説しているので、どちらの遊びにも興味がある方はぜひ読んでみてください。

毎日・みんなで楽しむ

WikiLinkGame の日替わりモードは、その日はどのプレイヤーにも同じ10問が出ます。結果を X にシェアして友だちとスコアを比べたり、ランダムモードの「問題ID」を送って同じ問題に挑戦してもらったりと、みんなで楽しめる仕掛けも用意しています。まずは今日の10問から、気軽に遊んでみてください。

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